ずっとそばに

この世にいない、彼への想いを綴ります。

純へ

ねぇ、純


あたしの声が聞こえる?


あたしの姿はどう見える?




少し痩せたかな


会えたら褒めてくれるかな


可愛いって言ってくれるかな




純の声が聞こえたら


あたしの名前を呼んでほしい






耳に残る純の声


低すぎなくて


伸びがあって


甘くて


胸に響く



お願い


聞かせてほしい




夢で待ってます


今日も彼との時間を思い出せるように

純へ

純は生きてるんだね


何度目だろう


生き返る夢を見るのは




今日は本当に元気だった


はにかんだ笑顔


少し照れて


あたしを抱きしめてくれたね


温もりも


感触も


懐かしい




キスできたかな


思い出せないな




ずっと寝ていたいんだ


起きると


純がいないって


思い知る



ずっとずっと


眠り続けたい



夢の中でいいから


あたしを迎えに来て


純のところに連れてって

純へ

今夜はカゾクのところですか




お墓にいないと言った


あなたの言葉を信じています



いつも


どんな時も


私から離れないで


見守り続けてください




1秒も離れたくない