ずっとそばに

この世にいない、彼への想いを綴ります。

陽へ

頑張っているね


そんなに君が無理をすると


僕は心配で仕方なくなるよ


君は本当に頑張り屋さんだから


いつも放っておけないんだ



僕に出来ることはあるかい?


今の僕にだって話してよ


君をいちばんに理解しているんだ


僕の他にいない



夢の話をしようよ


僕には


いや、


僕にだけでいい


いや、


他の人に話しても


僕にはいちばんに話して




ごめんね


違う姿になっても


いつも君を守りたいんだ


なにも出来やしないのも


助けてあげられないのも


分かってるのに


分かりたくなんかないんだ



君を守れるのは


僕だけだ

純へ

どうして私を残して逝ってしまったの


ずっと一緒だって約束したでしょ


二人はひとつだって




純が目の前からいなくなって


心の休まることが無くなりました


いつもひとりだったあの頃に


戻ってしまったようです




純は私の全てを受け入れてくれた


心の底から愛してくれた


それなのに、二人の時間が


無かったかの様な時が流れている




幻だったのかな


夢でも見ていたの?



純はどこにいるの?


声だけでいい


聞かせて




1年しか頑張れない


純との想い出が今年はもう無いから


哀しみと闘い続けることは


本当に辛い


誰も助けてくれない


孤独な闘い




純には見えていますか


早く助けに来て

陽へ

いつも忙しくてごめんね


僕はいつも君の事しか


本当は考えていたくないんだ


でも、仕事も気になって





君が僕のことを


不器用だって言ったね


そうかもしれない


でもそれが僕なのかもしれない



8月は本当に忙しくて


でもね


陽に会えると思って


仕事も頑張れたんだ




会えない時も


事務所に来てくれたよね


いつ来るかな


今日は来てくれるのかなって


ドキドキしてたんだ



君はいつも


僕を驚かせるけど


とっても嬉しかったんだ



毎日が


キラキラしていて


夢の中にいるみたいだ


今だって


君のことが


大好きで仕方ないんだ